エアコンには、冷房時に発生する結露を室外へ排出するためのドレンホースと呼ばれるホースがついております。室外機の脇や裏側にでているホースがそれにあたります。
本日はこのホースに関連したエアコントラブルをご紹介致します。
◆ドレンホースの詰まり◆
エアコンを長年使用していると、ホースの中や出口に埃や水垢が蓄積し詰まってしまう事があります。ホースがつまると結露がうまく排出されず、エアコン本体が常にジメジメして、カビが生えやすくなってしまいます。更にひどくなると、排出されない水がエアコンから溢れて、水漏れが発生してしまいます。
エアコンのクリーニングは水を使用して洗浄しますので、作業しているとドレンホースが詰まっていることに気づけます。その際には洗浄を中断し、室外機とドレンホースをチェックし、詰まりがあれば専用の吸引器で詰まりを解消させます。弊社ではこの作業で追加料金をいただくことはございません。
上の画像は、実際にお客様のお宅で撮影させていただいたものです。これでは、水の排出が少しずつしかできませんので、この後ホース周りを簡易清掃しました。
また、ホースの出口が地面についていると、そこから虫がエアコン内まで侵入することや、途中で詰まってしまうこともあります。 あのゴキブリが侵入することもしばしば・・・ ゴキブリがいるエアコンから風が出ていると考えるだけで、もはやホラー級の鳥肌が立ってしまいますね(-“-)
虫の侵入には、ドレーンホースの先にキャップなどを取り付ける方法が有効です。ホームセンターやネット通販で購入できますので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか? わざわざ購入しなくても、キッチンやお風呂の排水口に使用するネットなんかをゴムで止めても有効ですよ(^^)
注・・・ただし、キャップやネットが目詰まりすると、最初に説明した詰まりが発生してしまいますので、定期的にチェックし簡易清掃することをお勧め致します。